琥珀に溶け合う、
青りんごの芳香とスイートピーの可憐

日頃よりTorcedor イクスピアリ店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
風にそよぐ若葉がまぶしく、心躍る新緑の季節となりました。
本日、皆さまにご紹介するのは、杜の都・仙台の豊かな自然から生まれた逸品、シングルモルト宮城峡10年です。
ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝が、力強い余市とは対極にある、華やかで美しいモルトを求めて選んだ地、宮城峡。豊かな森と清流に囲まれたこの地では、スチームを用いた間接蒸溜により、ふくよかで女性的と称される柔らかな原酒が育まれます。10年以上の歳月をかけて樽の中で静かに熟成されたその味わいは、まさに気品あふれる芸術品といえるのではないでしょうか。
グラスを近づければ、青りんごや洋梨を思わせるフレッシュな果実香が立ち上り、そこにスイートピーのようなフローラルな香りと、樽由来の柔らかなバニラが重なります。口当たりは驚くほどシルキーでなめらか。麦芽の自然な甘みやハチミツ、ドライフルーツのようなふくよかなコクが口いっぱいに広がり、心まで解きほぐすような優しい時間をもたらします。
余韻には、穏やかな樽の香りと、かすかなピートの余韻が心地よく長く続きます。
ぜひ、繊細かつ優雅な一杯を、ストレートやロックでじっくりとお愉しみください。
今月も、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。